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:) 紙の上の魔法使い【ウグイスカグラ】



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あけましておめでとうございます、今年もよろようじょ!ヽ(≧▽≦)ノ。+。゚☆

という訳で、かみまほ読了致しました。一度始めてしまえば、もう止まらなかった。その程度には、惹き込まれていたんだと思う。

読み手の数だけ、捉え方は存在するんだと思う。
俺にとっては、どうしようもない位不幸で、どうしようもない位幸せな、兄妹の恋愛物語だった。

この作品の事が、私は、好きで大好きで、そして嫌いで、最高だったとも言える反面で最低だったとも言える。複雑な感情が、今も渦巻いている。
以下、ネタバレ有りの感想です。
先ず最初に、私にとってのこの作品のヒロインは月社妃ひとりだけでした。それ以外のキャラ達について語る事は、余り有りません。それを前提に一意見として受け入れられる方のみ、お読み下さい。


この物語は、体験版までの三章で完結しているお話。それ以降は、違う物語だと私は思っている。紙の上の魔法使いという題を冠するべきなのは間違いなく四章からで、真実を知る為には必要なお話だ感情移入も出来なければ、違和感と嫌悪感しか正直無かった。茶番劇だった、としか思えない。主役が舞台を降りたのに台本を通し読みしただけの代役が演じている、そんな不出来な劇を観ている様な感覚。
ただ、四條瑠璃と紙の上の存在『四條瑠璃』が全くの別人で別物だと結論付けてしまえば、これは解消出来る問題だった。私は、どうしても瑠璃が妃の死を乗り越えて理央や夜子、そしてかなたに惹かれるなんて有り得ないと考えていたから。でも、本である『四條瑠璃』ならば設定が同じなだけの別固体だから。そういう可能性も、有り得て良いのかもしれない。プレイ中は頑なに心では拒んだ選択肢も、今なら受け入れられる。
それでも、TRUE ENDだけは認められない。クリソベリルは勿論、闇子も夜子も。本の殺し方を知っていた奴を、妃に本を開かせた奴を、私はどうも許せそうにないから。例えば愛する娘の為、例えば自分と同じ業を背負った子孫の為、例えば大好きな本の為、或いは密かに抱いた恋心が故。そんな理由で許せる訳がない。妃の居ない団欒で妃の事など忘れたかの様に楽しそうに笑う、本の瑠璃も、かなたや汀や理央でさえも。憎いと思ってしまう。妃だけ登場しない「アパタイトの怠惰現象」、なんて。そこに妃の笑顔が無いのが、ただただ、寂しくて。クリソベリルの過去には確かに同情したし、夜子のそして自らの幸せを願うクリソベリルの気持ちも分かる。だから、夜子が自分の負の部分であるクリソベリルの存在を許容し、クリソベリルが居場所を手に入れる。一つの終わり方としては、否定しないし出来ない。だけど、それが正しい到達点であるとは絶対に考えたくない。『蛍色の光景』は決しておまけなんかじゃなく、必要な一頁だった。蛍だけでも、“妃を殺した犯人”を、許さないでいてくれた。“なあなあの幸せに甘えた”そんな終わり方を、否定してくれた。それだけが、救いだった。

「――私と、末永く不幸になりなさい」

小学生の頃に読んだ、姉と弟の禁断の恋物語。貴女を愛さない幸せより、貴女を愛す不幸を選ぶよ。そう言い切った弟の台詞に、甚く感動したのを覚えている。その時からずっと理想だった、きょうだいの愛のかたち。不幸で幸せな、血が繋がってるからこそのきょうだいのストーリー。そんな至高のきょうだいの関係を描いてくれた、最高の作品だった。
妃の自殺と、瑠璃の後追い自殺。そして、本の妃と本の瑠璃の心中。二度に渡る、死の結末。やっぱりどうしたって、胸を締め付けられて涙が止まらなかったけど。それでも私は、この結末に満足もしている。
「幸せな瞬間に、死ぬことが出来れば――それはハッピーエンドになるのかもしれません」
妃がそう言った様に、死は全てを強制的に終わらせてしまうけれど人生における刹那の想いを本当の意味で永遠のものに昇華させられると思っているから。

妃の死は、可能であるならば避けられて欲しかった。だがそれが不動の事実となってしまったこの場合において瑠璃が後を追ってくれたのは(こんな言い方をするのもどうかとは自分でも思うが)嬉しかった。妃の死を乗り越え、他のヒロイン達と幸せに、なんて。きっと、私が耐えられなかった。妃と不幸せを誓った瑠璃は、何処までもいつまでも不幸でなければいけないのだから。その不幸に不幸なまま身を投じた瑠璃が、誇らしい。

物語の途中、妃と瑠璃お互いへの恋心自体も魔法の本に作られた感情だったのかと疑わせられる描写が有った。本当にその通りなら、正直今頃ディスクを割っていたと思う。付き合う様になったきっかけが、かなたの開いたサファイアの影響だったとしても。二人の想いは、紛れもない本物だった。それが分かった瞬間、安心とそれ以上の歓喜を抱いた。しかし、それを前提にするとサファイアというきっかけが無ければ上手く線引きし恋心を自覚しながら抑え込んでいた二人に恋人同士になる未来は存在せず何の問題も無くかなたと瑠璃は付き合っていたのだろう。もしオニキスを回避したとしても、いずれサファイアが進行し忘れた事実を思い出した瑠璃が苦悩し妃との関係を断ち切っていたかもしれない。そう考えると、一概には誰が悪い何が悪いとは言えなくなる。死に終わりこそが、ただ一つ二人に用意されたハッピーエンドだった。聞く人によれば強引な暴論なのだろうけれど、私にはそれが唯一解。

四條瑠璃と月社妃の、永遠の不幸という名の幸せを祈ります。


以下雑記。

@遊行寺夜子
容姿だけ見るなら夜子最強ですね、白髪紅眼大好物。キャラ紹介を読むまでは夜子一強でした。
それにしても白よるよるは破壊力半端無かった、普段が嫌いで完全に統一されてるから余計ですかね。
深層心理的には妃を妬み僻み恨みさえも感じていたのかもしれないけれど、それでもそれ以上に親友妃への愛も本物だったと思う。妃の為にお菓子作りをする夜子、妃を忘れ思い出せずにもがく夜子には泣かされました。妃大好き夜子が大好き。
ホワイトパールでの純白の下着も汚してやりたくなるけど、髪も肌も白い夜子に黒下着は卑怯でしょう。勝負下着感も出てるし、エロかった。エッチシーン抜いても、毎回下着の色が違うのもポイント高いかな。どのシーンでも同じ下着なゲームも多いから、下着好きへの配慮完璧。一番好みなのはお着替えシーンの水色水玉!

@月社妃
御苑生メイで、実妹。これはもうどんなクソゲーでも買う価値が有るってもんです!俺大狂喜!
今更ながら妃特典のを買わなかった事心底後悔してます、A3タペだしゲマズだしって避けなきゃ良かった本当にもう!
声だけでエロいって思えるから、メイたんは凄いと思う。儚さも色気も声一つでこんなに表現し切れるんだなって感動。
折角黒ストなのに足コキが無かったのだけは残念だけど、股間部分のみ破って挿入溢れた精液に塗れる黒ストに非常に興奮したので文句は言いませんとも。それより何より、フェラシーンCGがストライク過ぎて。しかも猫ポーズでにゃんとか言われたら…!正直、あのCGだけで幾らでも抜ける。妃だけに留まらず、桐葉さんが描くフェラシーンやばくないですか。
.妃は今までのどの妹達より、“理想”の妹だった。プレイしてから数週間経った今でも、この娘を想うと愛しさで涙が零れる。その位彼女に惹かれ、入れ込んでしまった。それが嬉しくて幸せで、だからこそ余計に辛いのだけれど。

@伏見理央
所謂ぶりっ子要素の多いキャラだったけれど、そういうキャラ特有のウザさも感じさせずひたすら可愛くてプレイ中の癒しでした。
かなたもそれなりだったけど流石巨乳、着衣状態日常シーンでもCGがエロい。特にローズクォーツ序盤肩を押さえるCGでは破れた服露出する肩胸元を強調する腕の置き方に加え涙目。プレイ中はシリアスまっしぐらでスルーだったけど、改めて見ると着衣エロ万歳ってなるレベル。
設定に縛られ続けやっと手に入れた一時の自由の中で奮闘する理央が本当に健気で、少しは報われて欲しかった。他の誰からも涙を隠し一人泣く理央の姿には、至極胸を打たれた。

@日向かなた
パッケージからしてどう見てもメインヒロインなのに、キャラ紹介でも順番は最後だし体験版では完全にサブキャラ臭しかしないしあれ?と思ってたけどやっぱりメインヒロインだった。確かに中盤からの活躍っぷりは寧ろヒーローとも言える、天使の様な笑顔で何度も救ってくれた妃とは反対的に精神的にとても強い女の子。
ロリかなたの可愛さは全力で頷くし、かなたの境遇に同情もするけれど。サファイアが開かれて良かった、と思ってしまうのはしょうがない。正ヒロインはかなたでも、真ヒロインは妃だと言いたい。
かっこいいかなたも好きだけど、個人的には弱々しいかなたとヤンデレかなたがお気に入り。

@クリソベリル
完全に英雄戦姫の所為なんだけど、こういう感じの小倉結衣さん苦手だったりしました。でも、ドスの利いた口調は迫力満点で凄かった。このクリソベリルというキャラに、ぴったりだったとは思います。にしても銀髪ロリで魔女っ娘スタイル!夜子同様容姿はパーフェクトですね!
どうしてもシナリオ込みにするとクリソベリルを好きになるのは難しいけど、それでもクリソベリルの幸せそうな笑顔も見たかったのも本心。私も幸せになりたいと叫ぶ彼女が、どうかこの作品が閉じられた後幸せだったら良いと思う。夜子を見る優しい母の様な目は、好きだった。

@etc.
こうして本作品を振り返って感想を綴った時に、OPそしてEDが用意されてないというのはさみしい。本という形式にこだわった結果なのは理解していても、余韻に浸る為に、思い出して浸る為に、必要だったんじゃないかとは思うのです。
ルクルさんの作品はこれが初プレイになりますが伏線回収の見事さと次々と予想外の展開が繰り広げられる構成は、他の作品もプレイしたいと思わせてくれるのに充分過ぎてつい「運命予報をお知らせします」を衝動買いしてしまいました。入手出来れば、またはダウンロード販売が始まれば同人時代の過去作も是非プレイしてみたい。


――開きっ放しの最後の頁を、今閉じて。これにて、読了。

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